老後をどう過ごすかは、かなり早いうちに考えていた方が賢明です。もちろん先のことはある程度の予想はできても、何が起こるかわかりません。それでも、どこに住むかはイメージしているとプランを立てやすくなります。多くの人にとってマイホームを持つことは人生の目標であり、ステイタスの証です。

一生懸命働いて、お金と地位を手に入れたことの象徴にもなっています。それは誇らしく、自分の自尊心は大いに満たされるはずです。ところが歳をとってくると、家の管理ができなくなります。庭の草木は荒れ果てて、屋根も錆びついています。

しかも、そのことにすら気づいていません。子供達が身の回りのことをしてくれるものの、遠くにいるためお互いの負担になっています。そのような場合には東京に賃貸を借りて住むことが得策です。とはいっても同居するのは多くのデメリットが伴います。

賃貸なら適度な距離を保って介護ができるので合理的です。高齢者が東京で賃貸を探す場合には、バリアフリーの物件を探す必要があります。バリアフリーの家は床がフラットなので車椅子でも移動できます。東京にもバリアフリーの賃貸が増えていますので容易に見つけることができるはずです。

東京は生活がしやすいので、高齢者の一人暮らしでも全く問題がありません。病院もたくさんあり、買い物にも便利です。駅が近いなら、一人で外出することすらできます。高齢者はできるだけ毎日出かけた方が良いからです。